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2013年11月7日

日本サイトラインシステムズ株式会社

「日本サイトラインシステムズEDM 3.1およびEA/V 9.0を発売開始」

~ エンタプライズ・パフォーマンス・マネジメントの拡充 ~

日本サイトラインシステムズ株式会社(本社:東京都港区芝 代表取締役社長: 中川優介)は、サイトライン・パフォーマンス・マネジメント・スイートの主要なソフトウェアである、エンタープライズ・パフォーマンス・マネジメント製品EDM 3.1ならびにパフォーマンス分析アプリケーションであるEA/V 9.0を発売開始を発表致します。

企業活動に必要不可欠なITシステムは、高速・高機能なネットワーク・仮想化・増え続けるサーバー・高機能化するOSやミドルウェアにアプリケーションなど、ますます高度に複雑化しています。これらのシステムが正常に稼働するためのモニタリングも複雑化し、機能別や用途別などのモニタリングのサイロ化が発生し、全体像を把握することが困難になっています。サイトラインシステムズの製品は、この課題に対応しシステム全体を俯瞰し、ビジネスに必要とされるITシステムのパフォーマンスを的確に把握しマネジメントすることを目的としています。

EDMについて

Enterprise Data Manager (EDM)はWebベースのパフォーマンス/キャパシティ・マネジメント・ツールです。数千以上のシステムから各種OS (UNIX, Linux, Windows, VOSなど) 、VMwareなどの仮想環境、JavaのJVMやJavaをベースとしたJBoss等のアプリケーション・サーバーなどのメトリクスを集約し、分析・管理し、各種チャートの表示、レポート作成、アラート管理を行うことができます。

EDMの主な特徴

大規模システムのマネジメント

EDMは各種OS(UNIX, Linux, Windows, VOSなど)の混在したサーバーを何千台もマネジメントする拡張性を持っています。マネジメントするサーバーが増えても、EDMのAutoDiscover機能によりメトリクスを収集するPower Agentを自動的に発見しマネジメントすることができます。

チャート表示

EDMに収集されたメトリクスはQuick Charts機能により可視化することができ、再描画する間隔を設定することができます。チャートの種類には下記のものがあり、その他ユーザがチャートを定義し作成することもできます。

アラート機能

EDMを使用して するメトリクスがしきい値を超えた場合にアラートを発生することができます。アラートを発生する条件はメトリクスの値だけで なく、数式を使用して動的に設定することができます。アラートは運用状況に合わせてスケジューリング設定も行え、アラートの発生はメール発信、SNMP のトラップ生成、外部プログラムの起動等ができます。また、アラートの発生状況をHEAT MAP として可視化することができます。

分析機能

EDMの相関分析機能により、収集したメトリクス間の相関をとることができます。これにより異常なイベントの発生に対して、その原因となる挙動を全てのシステムに渡って調べることができ、根本的な原因の分析に威力を発揮します。

EDM画面例

図1 : EDM画面例

EDM 3.1での主な機能拡張

  • アラート機能の拡充
    • アレイ(配列)構造になっているメトリクスに対してアラートの設定ができるようになりました。
    • アラート表示に重要度を示す色を加え、視認性が向上しました。
  • レポート機能の拡充
    • レポートはポップアップ・ウィンドウにも表示できるようになり、操作画面とは別の画面でレポートだけを表示できるようになりました。
    • ポップアップで表示されたレポートは独自のURLが割り当てられ、ブラウザからURLを指定することでそのレポートだけを表示することができるようになりました。
  • Webサービス機能の提供
    • EDMの情報を外部からアクセスするためのAPIを提供します。
  • 使い勝手の向上
    • GUIを持たないサーバーのために、コマンド・ラインからのインストール機能を提供します。
    • コマンド・ラインからの応答スクリプトを用意することでインストールを自動化することができます

日本サイトラインシステムズではEDMの日本語版の提供に向けて、米国SightLIne Systems社との密な連携により開発作業を行っております。

製品情報 : http://www.sightlinesystems.co.jp/products/prod_edm.html

EA/V について

Expert Advisor / Vision (EA/V)は、統計解析ソフトウェアとグラフ作成ソフトウェアが効果的に統合されており、従来の監視ツールの枠をこえた業界で最も視覚性に優れた、インタラクティブで使いやすいパフォーマンス情報の分析ツールです。

EA/Vの主な特徴には下記のものがあります。

  • 統計解析ソフトウェアとグラフ作成ソフトウェアの統合
  • インタラクティブな操作性
  • 現在/過去データのモニタリングと分析
  • トレンド予測
EA/V画面例

図2 : EA/V画面例

EA/Vは豊富な統計分析機能と相関分析エンジンにより、データを実用的な情報に可視化し、効果的にパフォーマンス分析や問題解決をおこないます。

  • AutoAlert (アラート機能)
  • AutoThreshold (最適しきい値設定機能)
  • AutoAnalyze (分析機能)
  • AutoInvestigate (診断機能)
  • AutoCorrelate (相関分析機能)Trend Analyzer (トレンド分析機能)
  • Expression (メトリクス算術処理)

分析結果やグラフは各種レポートに作成することができます。

  • AutoReport (レポート機能)
  • AutoWeb (Webレポート機能)
  • アラート・レポート

EA/V 9.0では、日本サイトラインシステムズからの米国SightLine Systems社への強い働きかけと共同作業により、長く望まれていたソフトウェアの日本語表示を実現しました。

製品情報 : http://www.sightlinesystems.co.jp/products/prod_eav.html

●日本サイトラインシステムズ株式会社

日本サイトラインは、日本市場におけるSightLine製品の販売、テクニカルサポート提供に加え、市場開発、マーケティング活動を通じて、日本国内のシステムインテグレータ様、パートナー様、グローバルパートナー様とのビジネスリレーションを強化し、日本市場における事業拡大を目指します。

ビジョン

現在のビジネス状況下において企業の競争優位を保つためには安定したサービス提供、すなわち、エンタープライズ・パフォーマンス・マネジメントの必要性が急速に高かまっています。また、近年加速度的に普及しているクラウドサービス、仮想化環境において、最適なシステムリソースの配置、需要予測を動的・静的に行う、キャパシティ・マネジメントも競争優位の情報システム基盤に重要な条件となっています。

ミッション

お客様のビジネス・プロセスのパフォーマンスとキャパシティを最適化することにより、安定かつ高信頼性のサービス実現を社会に対して提供いたします。本ミッションが、よりよい社会の構築につながると確信しております。

社名: 日本サイトラインシステムズ株式会社 (SightLine Systems Japan K.K.)

設立: 2012年6月

代表者: 代表取締役社長 中川 優介

本社住所: 〒105-0014 東京都港区芝2-29-10常和芝ビル3F

Tel: 03-5419-3739 / Fax: 03-3455-0445

事業内容: エンタープライズ・パフォーマンス・データ・マネジメントと

       キャパシティ・マネジメント製品の販売、および、関連サービスの提供

Web: http://www.sightlinesystems.co.jp/

FaceBook: http://www.facebook.com/SightLineSystemsJapan/

● 米国SightLIne Systems Corp.

SightLine Systems Corp.は20年以上にわたってグローバル2000の企業に、先進的なパフォーマンス・マネジメント・ソリューションを提供してきました。世界15カ国100社以上の金融証券、通信、政府機関を中心に、エンタープライズ・パフォーマンス・データ・マネジメントとキャパシティ・マネジメントのソリューションを提供しています。

社名: SightLine Systems Corp.,

CEO and President: Brandon Witte

住所: 4035 Ridge Top Road, Suite 510, Fairfax, VA 22030 USA

Web (英語): http://sightlinesystems.com/

●報道関係者の方からのお問い合わせ先

日本サイトラインシステムズ株式会社

マーケティング担当:石渡

press@sightlinesystems.co.jp

● 製品のお問い合わせ

sales@sightlinesystems.co.jp