簡単・堅牢・安価に高信頼性仮想化システムを実現する可用性ソリューション
Stratus® everRun® は2台1組のPC サーバでフォールト トレラント(以下、FT)システムを実現する、Software Defined Availabilityソリューションのエンタープライズ向けソフトウェアFT製品です。
簡易性、堅牢性、柔軟性に優れたeverRunは、既存アプリケーションの修正や複雑なインストールを一切排除し、シングルシステム同様のシンプルな運用管理を実現。ストラタステクノロジーが30年以上にわたって 培ってきた連続可用性技術を幅広い動作環境に適用し、お客様のシステムに必要な可用性をトータルにご支援します。
シンプルな構成
無停止の安心
圧倒的な使いやすさ
優れた柔軟性
通常稼働時(FTモード)
everRun がインストールされた2 台のPC サーバは、ステートポイント機能により常にデータとメモリが同期され、ネットワークはActive-Standbyの冗長化になります。仮想化ソフトが組み込まれていますので、アプリケーションは仮想マシンの中のゲストOSの上で稼動します。
ハードウェア障害発生時(FTモード)
サーバに障害が発生した場合、障害を自動検出し、発生箇所をシステムから切り離してもう片方のサーバで処理を継続します。この際、仮想マシンのフェールオーバーは発生しないため、OSや稼動しているアプリケーションに影響はなく、タイムラグやデータのロストを回避します。障害が発生したサーバはシステムを止めることなく保守対応が可能で、システムの連続稼動を実現します。
everRun Enterprise:ソフトウェアFT 製品(FT/HAモード)
everRun Express:ハイパーHA製品(HAモード)
アベイラビリティエンジン
everRunはPCサーバ2台1組で構成され、それぞれの仮想マシン上で稼動するアプリケーションをミラーリング。常にデータとメモリの同期が実行されているため、万が一ハードウェア コンポーネントに障害が発生しても、稼動しているアプリケーションは影響を受けることなく処理を継続し、ダウンタイムの発生とデータ損失を回避。
システム監視およびアラートサービス
ストラタスのサポートセンターによる遠隔監視サービス(インターネット回線によるリモート接続が必要)がお客様のシステムを常にモニタリングし、障害発生時の通知を自動送信。お客様のシステムの連続稼動を24 時間365日支援。
SplitSite(オプション機能)
地理的に離れたサイト間* でアプリケーションの連続可用性を担保し、データ損失を回避。クォーラム サービスが、サイト間の接続が切断した際に発生する「スプリット ブレイン」現象 (各サイトで異なるアプリケーションまたはデータ処理の発生や競合)を防止。
Disaster Recovery(オプション機能)
WAN接続されたサイト間の非同期レプリケーション機能を利用し、ディザスタ リカバリ対策を支援。スナップショット テクノロジーにより、OS、アプリケーションおよびデータをすばやくリカバリ。ゲスト内のエージェントが不要で、Disaster Recoveryのすべてのソースとターゲットは、ストラタス ワン ビュー コンソールから簡単に一元管理が可能で、災害によって起こりうる損害リスクを大幅に軽減。
Application Monitoring(オプション機能)
everRunが搭載するIT環境の可視化および自動診断機能により、システムの簡素化、高速処理、そしてパフォーマンスの最適化を実現。迅速な診断とボトルネックの解消によりダウンタイムの防止だけでなく、ITサポートとインフラストラクチャの運用・管理コストを削減し、生産性の向上を支援。
Intel® Xeon® プロセッサ E3, E5, E3V2, E5V2, E3V3, E5V3ファミリー搭載サーバ
everRun システムの概要およびシステムをインストールして使用する方法についての説明はこちらをご参照ください。
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